スコーピオンまとめ

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走りも安定してきて一段落したので現状の仕様をまとめてみました。

シャーシ:Axial AX10 Scorpion
ボディ:Proline ROCKSTAR
タイヤ(F+R):Proline Hammer2.2(M3)
インナー:Proline 2.2" Rock Crawling Memory Foam
ESC:Mamba-25(旧タイプ)
モーター:Waypoint W-2215-22
レギュレータ:Much More CTX Regulator 5A(リポ2セル専用)
ステアリングサーボ:Futaba BLS451(10.6kg/0.10sec)
バッテリー:enLipo 1100mAh 2セル

車高(腹下):1G/61.5mm ~ 0G/約95mm
ホイールベース:315mm
キャスター:フロント/0°、リア/0°
フロントショック(ドゥループ):
 インナースプリング(縮み側):TCSソフト
 インナースプリング(伸び側):なし
 アウタースペーサー:10mm
 インナースペーサー:0mm
リアショック(ドゥループ):
 インナースプリング縮み側:TCSミディアム
 インナースプリング伸び側:CSC(C-566)(ホームセンター)
 アウタースペーサー:なし
 インナースペーサー:16mm
ウェイト:フロントタイヤに各76g
リンク:前後4リンクのAVタイプ(ボールエンドはフロントロアアームのホーシング側以外はトラクサスのものを使用)
総重量(ボディ込み):1872g

ここ2週間ぐらいずーっと室内でテストを繰り返していてだいぶ煮詰まってきました。各部のメリットデメリットも自分なりに見えてきたのでまとめておこうと思います。

メカ類は軽量化を優先して選んでいます。特にMamba-25+380クラスのブラシレスモーターは軽量化に大きく貢献してくれます。フロントヘビーにするためなるべくシャーシ前方に集中的に配置しています。バッテリーはこれがジャストサイズ。

ステアリングリンクは後ろに持ってきて大幅にクリアランスを確保。これをするだけで随分無理が利くようになります。サーボ・バッテリーの位置はもう少し下げたいのですが自作プレートを作る技術がありません(汗)

リンクは純正・HotRacingと3リンクと使ってきましたが、どちらも破損してしまい4リンクに変更。フロントのバッテリー/サーボプレートは4リンクマウントのさらに上に置いています。

思い切ってプレートをカットしてロアリンクをここに配置。長いネジとサーボ/バッテリーマウントに付属していたパイプを流用しています。

ロアリンクをV字にすることでロールセンターの位置が大幅に変わり、1Gでのトルクツイストが皆無になりました。登りや下り、負荷がかかった場合はその限りではありませんが今までよりも大幅に改善されています。残念ながらその論理的な理由が解明出来ないままなのでご存じの方がいらしたら是非教えて下さい。

アッパーリンクの位置はフロントはロアリンクと同で、リアは少し後ろにオフセットしています。本当はフロントもリアと同じ位置にしたいのですが、ショックと干渉してしまう関係で現在はこの位置にマウントしています。

リアのホーシング側のマウント。ロアリンクはなるべく外側に、ショックは逆に取り付けることで取り外しやすく、メンテが楽になります。ショック内側のスペーサーは意味はありません(笑)

フロントホーシング。ショックは逆に取り付けたいのですが、この位置・向き以外ではリンクに干渉してしまうのでNG。付け外しが面倒ですが仕方ありません。

車高は腹下60mmは確保。リアのショックの長さを変えることで55mm~65mm程度まで調整出来るようにしてありますが、M-Rocksではドゥループで60mmもあれば何とかなるようです。

ホイールベースは規定(?)の317mmに収まるように調整してみました。車高を変えることで多少前後するので現状はこの長さ。

ショックは基本ドゥループですが、リアは伸び側にもスプリングを入れてあります。これがあるとトルクツイストが出やすいのですが、逆にこれがあるおかげでリアタイヤにトラクションがかかってくれて助けられる場面が多いです。

フロントタイヤには古くから伝わるインナーパチンコを装着(笑)スパイダーで使っていたパチンコ玉を流用して作ってみました。でっかいベアリングみたいですね(笑)

ケースは綿棒の容器を適当にカットして作成。現状では12玉(60gちょい)入れていますが、普通にホイールにオモリを巻く場合より明らかに重心が下がり、安定した挙動を見せてくれます。インナーのメモリーフォームは内側の真ん中だけ少しカットしてそのまま装着しています。

タイヤの重量はこんな感じ。ビードロックリングはTCSで昔購入したものをチョイス。あまり意味はありません(笑)

ということで総重量は1800を軽くオーバーしていますが、バランスが良さそうなので軽量化を意識しつつもしばらくはこれで様子を見てみることにします。

コメント(12)

いつも綺麗な画像とても羨ましいです。。。(^-^;
私はあまり撮影が上手くないですね(笑)
室内だとよけいダメです。

で、もうひとつ感心するのはよく考えて作られてます!です。
私は何も考えず、こんな感じか?こんなモンだろう・・・なので。

今日は朝からいつもの場所へテストに行ってきます。
感想を含めsrayさんのように現状の仕様をまとめて
みようかと思いました。

帰宅したらブログにアップしようと思います。
残念ながら私の仕様はすべて論理的な理由が解明出来ないまま
適当にセットアップされています(>_<)

ではまた♪

Srayさん、てらさんのようなリンクにチャレンジしてみようと思っています。
変な質問をするかと思いますが、宜しくお願いします。

ただ、私のクローラー風味は夕食後2650gほどです(大汗

はじめまして、M.Bros弟くんと申します。
よろしくお願いいたます。

ロアリンクV型とトルクツイストについてですが、
私も分からないのですが、やはりV型にすると変わりますよね?
私は何となく購入したGatekeeperDesignsのGC-1シャーシが
たまたまV型だったので、気が付かなかったのですが、
組立てる時に、GC1のシャーシ幅が狭い為に、
ドでかいブラシモーターが左にはみ出てしまったので、
ギアボを前後逆に取付けし、右側にモーターをはみ出すようにしました。
そうすると、よりトルクツイスト防止の効果があるように感じました。
ブラシレスなら関係ない話かも・・・・ですが?

それと私がV型が、理にかなってると感じるのは、
障害物と接触しにくく、ドライブシャフトも痛みにくく
配置されていると感じております。

>てらさん
室内で撮影する場合はとにかく光量が足りないので、
電気スタンドを2本立てて頑張ってます(笑)

セット出しは何か1つ思いついたら変更前の走りと変更後の走りを徹底的に比較して、どこにどう影響するかじっくり観察しています。
そうするとメリットだけではなくデメリットも見えてくるので、
少しづつ理解が深まっていきますよね。

とにかくめんどくさい作業なので簡単に使えるタイラップでショックを規制したりホーシングを固定したり、スピード優先でやっています。
すでに100本入りを2パックぐらい消費しました(笑)

こういう作業は現場に行くと盛り上がってしまってなかなか出来ないんですよね(汗)

>Namaさん
AVリンク、チャレンジしてみて下さい。
トルクツイスト軽減に一役買ってくれると思います。
あとは・・・やっぱり軽量化でしょうか(笑)
でもあまり走りすぎてしまうより、
「頑張ればクリアできる」
ぐらいが一番楽しいのかもしれません・・・。

>M.Bros弟くんさん
はじめまして!コメントありがとうございますm(_ _)m
モーターの質量が大きいとギアボックスの逆付けはトルクツイストに効果ありそうですね。たまに逆につけている方がいて何故だろうと不思議に思っていました。

今シャーシを触ってみて思いついたのですが、
ロール軸は尖っている方(ホーシング側アッパーリンクからシャーシ側のロアリンク)を経由しているので、横から見るとV字型になって軸がかみ合わず、お互いのロールを打ち消し合っているということなんでしょうかね。

さらにショック動き方で軸が変化するので、足が伸びているときとそうでないときでロールのしかたが違うのも納得できます。
何となくもう一歩踏み込んだセットが出来そうな気がしてきました!

・・・で、結局ベンダーシャーシとかになるのかもしれません(笑)

srayさん
レスありがとうございます。

ひとつ訂正と言いますか、気付いたと言いますか・・・
がありまして(笑)

ギアボ前後逆付けについてですが、
私はモーターが重いから、左から右にモーター移動させれば良いと考えておりましたが・・・
もしかするとそうではなくて、ドライブシャフトの位置が右側にあると(ノーマル位置)トルクツイストで左側を下げようとする力が働きますが、ドライブシャフトを左側にすると(逆付け)、その左側にはほとんど何もなく、右側を上げようとする力が働く為に、全体的にトルクツイストが抑制されているように感じたのかもしれません?
その為、ドゥループでは逆効果になるかもしれませんね?
(右側ショックが伸びて右上がりになるかも?)

ベンダーも良いですね(笑)
そういえば、私がGC1を組立てたとたんにGC2が発売になったみたいです。(涙)

毎週盛り上がってますね~
Sray号はまたパワーUPですか・・・
AVリンクしたんですね。

私もTXTはAVリンクにしてました。
うまく説明できませんが、普通のリンクだと車体が立ち上がった状態の時に車体をねじるとリヤタイヤを軸に車体が左右に大きく振られます。
これがAVリンクにすると車体は左右に振られずにロールするだけになります。
スーパークラスだとリンクも長いので、この差がハッキリと出てトルクツイストが無くなりバク転しなくなりました。
この車体の振れが無くなるのが良いのでは、と勝手に思い込んでます。

しかし、仕事が早いですね!
あっという間に置いて行かれてるような気がします(笑)


たぶんなんですが、ロアリンクシャーシ側の右側と左側を直径とした円を中心にシャーシ側が反作用で回転しようとしています。
動力軸の付け根(ミッションの出力軸)をこの円から外に出してやれば回転が抑えられます。V字リンクは円を小さくすることで、出力軸を円の外に出しているため効果があるんだと思います。

>takamyanmaさん
ふむふむ。
ロアリンクの付け根を直径とする円の外にあるか・ないかで効果が期待出来ると。
出力軸と円の中心の距離が関係してそうな気もするのですが、どうなんでしょうね。
Vリンクにした場合の回転軸は、ロアリンクの付け根の中心ではなく、
見た感じシャーシの右端(or左端)に来ているように見えます。
・・・あれ、これはドゥループにしてるからそうなってるのかな・・・?
またわけわからなくなってきました(汗)

はじめまして!
大変参考になることがたくさん書かれているので,いつも勉強させてもらっています.

一度幕張にも行ってみたのですが,皆さんと逆の場所に行ってしまったみたいです.M-Rockはおおよその場所の見当はつきますので,GoogleEarthで調べていってみようと思います.今度ぜひともご一緒させていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします.

トルクツイストについてですが,自分なりに考えたことをまとめてみました.正しいかどうか分かりませんが,自分なりには納得できたつもりでいます.
分かりにくい長文なので理解しにくと思いますがご意見いただけたらと思います.
クローリングマシンの場合は,フロントだけ,あるいはリアだけで,ロール軸が決まり,このロール軸とプロペラシャフト(ドライブシャフト)の軸とのなす角度の関係でトルクツイストを抑制できるのだと考えています.
つまり,AVリンクにすると,この角度が大きくなる(直角に近くなる)のでトルクツイストが抑制できるのだと考えています.

>茄子吉さん
はじめまして!コメントありがとうございます!
トルクツイストの記事大変興味深く読ませていただき、
ものすごくスッキリしました。

もう少し色々とお話ししたいので是非ご一緒させて下さい。

メールいただければM-RocksやMicky-Rocksの場所はお教えします!
http://www.kazsh.com/rc/formmail/

このブログ記事について

このページは、srayが2008年6月 1日 00:00に書いたブログ記事です。

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