Lightning2

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放電器を物色していたところ、TEAMWAVEの放電器「Lightning」が色々と改良されて「Lightning2」になったということで早速購入してみました。(写真を撮るより早くHUDY加工しちゃいました汗)

このLightningのパルス放電はTrinityやMuch-Moreのよりも早い放電が可能で、電圧によってパルス間隔を調整することで温度の上昇を抑えつつすばやく放電することが可能なようです。公式サイトでは「4200mAhのバッテリなら約30分で0.9Vまで放電可能」とあります。どうやら従来のパルス放電(どのメーカーのものかは言及していませんが)は30Aで0.5sec放電した後に2.5sec休むを繰り返しているので実質5A放電、Lightning2では20Aで1.0sec放電した後に1.0sec休んでいるので実質10A放電となり、従来の30Aパルス放電より2倍早いと謳われています。
スペック上の変更点はこんな感じです。
  • 20Ampのパルス放電が可能に
  • リニア放電は最大5Aから最大8Aへ増強
  • 最小放電レートは0.1Aから1.0Aに変更
  • カットオフ電圧は0.7~0.9Vだったのが0.7~1.2に変更、さらにデッドショート(0.0V)にも対応
  • XDL(定電圧放電?)のレートが10段階から選択可能に
  • A.C.C.Sのバージョンアップ
  • 電源の逆接保護機能
  • バッテリーの逆接アラーム
  • 放電完了のアラーム
  • RoHS対応
一番嬉しいのはカットオフ電圧の上限が0.9Vから1.2Vに変更された点でしょうか。これでIB系のセルでも安心して使えますね。あとは放電完了アラームでしょうか(笑)
スペック外の変更点としては、
  • 足に傾斜がついてディスプレイが見やすく
  • 端子が前よりも硬くてピカピカな素材に変更されている
  • 放熱フィンのエッジが丸くなったので不用意にもっても痛くない(笑)
でしょうか。エッジが取れたのも結構ポイント高いです!他の放電器(DPDやCTX-D)と比べると放電容量の表示や内部抵抗の表示が無いのが残念ですが充電前に熱を抑えつつ早く放電したい!という用途にはこれがベストかもしれませんね。

コメント(4)

こんにちはこんにちは。
Lightning に惹き寄せられました。

電源の逆接保護機能、どんな感じでしょうか。
Lightning を、電源逆接で燃やしたわたくしとしては
ものすごく、気になる機能です。

>Arrhy.さん
お久しぶりです!
電源の逆接保護機能ですが、流石に怖くて確かめてはいません(汗)
って言うのも何だか無責任なので勇気をだして電源を逆接してみました!
・・・・あれ?なんとも無い・・・普通に動いてます(笑)

「逆接保護機能」というより
「Reverse power supply enable」を直訳して
「逆接可」で良かったんですね。
逆接しても普通に動作しています(笑)
ちなみにバッテリーを逆に接続するとピーっと警告音がなり続けます。

こんにちはこんにちは。
わざわざ、テストまでありがとうございます!

逆接が大丈夫という事は、ブリッジダイオードが入ってるんですかね。
という事は、逆接時は、入力電圧が少し低くなるんでしょうか。

たいへん気になるアイテムなので、ぜひとも入手しようと思います。

>Arrhy.さん
ブリッジダイオードとやらでそういった事が出来るのですねー。
勉強になります。
電圧が少し低くなっていても、
ファンと制御回路?程度なので特に問題なさそうですね。
もちろんわざとそうすることはありませんけど(笑)

まだ実践投入していませんが、後々使用感などアップしていきたいと思います。
Arrhy.さんも何か気が付いたことがあればお気軽にポストしてください!

このブログ記事について

このページは、srayが2007年3月23日 00:00に書いたブログ記事です。

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